演奏中のパフォーマンスは演奏よりも大事!?あなたの演奏が評価されない本当の理由!!
こんにちは!Nariです!
今日は
楽器を演奏している姿が演奏の評価に与える影響
についてお話ししたいと思います!
演奏中の「パフォーマンス」がすごいアーティストっていますよね!
感情を込めてるのがすごく伝わってきたり
頭ガンガン揺らしたり
そういった、演奏技術以外のパフォーマンスが
与える影響は一体あるのか
結論から言うと
めちゃくちゃあります!!
演奏中のパフォーマンスを意識していない方は
評価を大きく下げて損している可能性が高いです
つまり、演奏する際には
「ビジュアルにも気をつけたほうがいい」
と言うことです!
なぜこんなことが言えるのか
それは
実際にデータで証明されているからです
ある実験で
歌手が歌を歌っている姿を
音だけ、映像だけ、音と映像の3つの方法で流して
評価しました
すると音と映像を同時に流した時に
外見的な魅力の高い歌手の方がそうでない歌手よりも
評価されたのです
別の実験では
演奏者の服装によって
演奏の評価が変わることが証明されています
女性バイオリニストが
ジーンズ、Tシャツ、コンサートドレス
でクラシックの曲を演奏してもらい
同じ演奏音を重ねて流します
それを音楽家に評価してもらったら
コンサートドレスでの演奏が圧倒的に好まれました
他にも、
ポップスをピアノで弾いてもらって
演奏中にカメラを見る回数を変えたところ
カメラを向く回数が多い演奏が好まれ
表現力豊かだと評価されています
極め付きは
世界的に有名なピアノのコンクールを
音だけ、映像だけ、音と映像の3パターンで流して
優勝者を予想してもらった実験。
音だけ、または音と映像を流した場合
音楽の専門家も一般人も
ランダムと同じ確率でしか当たりませんでした。
一方、映像だけ流した時には
優勝者を当てる確率が上がったのです!!
これすごくないですか!?
僕が高校生の頃英語の長文の問題で初めて知ったんですけど
めっちゃ衝撃受けました笑
つまり
楽器が上手だと思われるためには
上手に弾いているように見せることも
大事だと言うことですね!
では、また!
(引用)
Wapnick, J., Darrow, A. A., Kovacs, J., & Dalrymple, L. (1997). Effects of physical attractiveness on evaluation of vocal performance. Journal of Research in Music
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Antonietti, A., Cocomazzi, D., & Iannello, P. (2009). Looking at the audience improves music appreciation. Journal of Nonverbal Behavior, 33, 89-106.
Tsay, C. J. (2013). Sight over sound in the judgment of music performance.Proceedings of the National Academy of Sciences, 110, 14580-14585.